昨日友達が、帰省してるんだけど・・・、とメールをくれた。
私の友達でもある、彼女の双子のおねえさんに、子供が生まれたとのこと。
実家がうちの近所だということと、子供が2人いるということで、うちに来てもらうことにした。
今日の昼に、他のメンバーにもメールを入れてみると、ひとりがタイミングよく、会うことができた。
彼女も、来週で安定期に入るらしい。
私がいつものごとく、子どもたちに遊ばれてる傍らで、2人は出産やら、つわりやら、立合やらについて話をしてる。
相変わらず、遠い話だ。
年齢も年齢なだけに、結婚だの子供だのの話になることは多い。
まだ結婚してない人たちは、結婚したいとか、子供がほしいとか、結婚はしたくないけど子供はほしいとか、結婚なんてしなくてもいいとか、結婚はするけど籍は入れないとか、人それぞれいろいろ。
でも、だいたい誰でもそれなりに意見を持ってる。
私の場合、結婚したい? 子供ほしい? と聞かれると、困る。
正直、分からない。
したくないと言いきるほどでもないし、したいと言えるほどでもない。
小さい頃には、大きくなれば自動的にみんな結婚するものだと思っていたけど、今となってみれば、そんなこと、あるわけない。
結婚して幸せにやってる友達を見れば、結婚も悪くないんだろうなぁとは思う。
思うけど、それを自分のこととして置き換えられない。
たとえるなら、美容院に行ってどうするか聞かれたときに、女優さんの名前なんかを挙げて、○○さんみたいにしてください、とは言えない感じ。
確かに、○○さんには似合っててステキなんだけど、それが自分に似合うかどうかは、分からない。
分からなくてもやりたければやってみればいいんだろうけど、分からないのでやりたいところまでいかない。
そういう思考回路をしてるので、仕方がない。
子供に至っては、ものすごく微妙だ。
子供は嫌いじゃないけど、「自分の子供」となるとどうなのか考えてしまう。
たぶん自分の子供ということは、自分に似るわけで、万が一そっくりだったりした日には、なんだかとってもかわいそうな気がしてしまう。
でもさぁ、相手の遺伝子が混ざるから大丈夫じゃん。
という話を、この前、うたた寝から目覚めたら、私のこととは関係なく友達がしていた。
そうねぇ、将来私と結婚しようという奇特な人が現れて、その人がなんだか知らないけど、よくできた人で、この人の遺伝子はぜひ残さなければ、と思ったら、生みたいと思うかもね。
将来、なんて悠長なこと言ってると、タイムリミットになってしまうんだけど、それも仕方ないかと思えてしまう。
したい、と、とりあえず言ってもいいかと思えるのは、せいぜいがとこ、恋愛どまり。
それだって、残念なことに、なくたって生きていけてしまう。
あーぁ。