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2点間にあるかもしれない無数の線

点が2つあると、その2つを結びつけて線を見てしまう。
それは仕方がないといえば仕方がない。
でもさ、ほんとはその2点間にどんな線が引かれているのかは確定できないはずなんだよね。

数学の話じゃなくて、人の話。

たとえば、何年かぶりに(適当に5年なり10年なり思い浮かべてもらっていいんだけど)ある人に会ったとする。
自分の中の記憶とその人が変わってなかったとしても、その人が会わない間何もなかったとか全然変わらなかったとか言い切れるわけじゃないし、よくなったり悪くなったりしてるように思えても、一直線にそこに向かって変化し続けてきたとは限らない。
それは、改めて言葉にすれば当たり前のことなんだけど、でも、実際に自分の前に2点しか見えないときはすぐにつなげてしまいがちだ。
いつでも目の前の2点間にあるかもしれない無数の線の可能性に思い至ることができればいいなぁ。

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2008年02月13日 00:50に投稿されたエントリーのページです。

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