ようやく折り返し。
今日のお題は
「人を好きになった瞬間」(thanks to 治空さん)
一応、お題の趣旨としては、やっぱり恋愛感情としての「好き」ってことだよねぇ。しかも過去形ってことは、今まであったことを語れって話だわね。
ってことは、このお題を語るのに、私ほどふさわしくない人間もいないんじゃないかと思う。
だって、分かんないんだもん。
「分かんないんだもん」とか言ってる場合じゃないような気もしないではないけどさ、分かんないものは分からないんだから、仕方ないじゃん。
って、開き直ってる場合でもあるまい。
まぁ、話を進めよう。
人を好きになる過程っていうのは、大まかに言って3つぐらいあるような気がする。
まず、一目惚れとか運命の出会いとかそんなふうに呼ばれるような、出会った瞬間、この人だと思うようなパターン。
それから、知り合ってから時間は経ってるものの、恋愛対象としてはまったく見てなかったのに、何かしらのきっかけで急に感情が変化するもの。
最後に、いろいろな積み重ねで少しずつ気になったりしながら、好きになっていくみたいなパターン。
好きになった瞬間が分かるのは、上の2つかなぁと思う。
でもって、私が多いのは、主に最後のやつ。
白と黒のグラデーションで白と黒の境界を見極められないのと同じように、どこで好きになったかなんて分からない。
しかも、たぶん自分の感情に非常に鈍感なんだと思う。痛みに強いと、病気になっても耐えられたりして病気と気づかないみたいに、たぶん気づいてない。後から考えれば、ずっと好きだったんだろうなぁとは思うけど、その最中には分からない。まぁ、鈍感にしてた部分は否定できないけど、それはまた別の話ということで。
とは言っても、明らかに黒だろうとか白だろうとかいうぐらいまで、色がはっきりしてくれば、さすがに知らないことにするわけにもいかず、好きなんだなぁということになるわけだけど、その瞬間がすでに末期症状ということが多くて、身動きする気にもならない。たとえば、その人が自分の好きな人の話をしてるとか、誰かからその人の結婚話を聞くとか、そんなときばっかり。
そうなったら、もうどうするもこうするもない。それでも、どうにかしてしまえ、とか言う人もいたけど、別にどうにかしたいとも思わない。まぁ、それほど好きじゃないっちゃ、好きじゃなかったのかもしれないけど、でも、相手にかけらもその気があるとも思えないのに、行動を起こすような考えはまったく浮かばないからねぇ、仕方ない。
まぁ、それが相手に好きな人がいるかどうかも分からない段階だったらどうなのか、その辺が分からないけどさ。そこまでいかないと自分が気づかないんだからねぇ。
しかも、その時期っていうのが、だいたい最初にあったときから1年以上は経ってるんだから、言うこともないやね。
だいたい1年以上も継続して何らかの接点があって、しかも結婚してなくて彼女もいない相手なんか、私の今の状況では絶望的な気がしてきたぞ。
それ以上に、別にそれならそれで仕方あるまい、と思ってる自分が絶望的な気もするけど。
なんにせよ、もうちょっと敏感になって、次の瞬間に備えときますかね。