なんていうか、時々、何かを成し遂げた人たちが、私は才能なんかなくてただ続けてきただけです、みたいなことを言ってるのを見るけど、それも才能だろう。
それだけ、そのことに打ち込んで続けられるというのは、誰にでもできることじゃない。だから、できることは才能だ。
よくドラマなんかで、女同士でいるときと男の前とで態度が違う、とムカついている女の人を見かけるけど、それもやっぱり才能だろう。
男の人の気の引き方を知っていてなおかつそれが実践できる。しかも、その結果がついてくるとなれば、まちがいなく才能だ。
自分一人じゃ何にもできなくていつも誰かに助けてもらってばかりいる、と嘆く人もいるけど、それもたぶん才能だろう。
人はきっとそこまで冷たくはないけど、いつでも誰かを助けられるほど、暇だったり余裕があったりするとは限らない。それに嫌いなやつを助けたいとは思わない。それなのに、いつだって助けてもらえるなら、それも才能だ。
何が言いたいのかというと、才能というのは意外にいろいろあるんじゃないかということ。ものの見方だけだという話もあるけど。
天才だとかそういう話になると、また違うとは思うけど。
ついでに天才を天才と分かるのも才能だ。すごい人はすごいことを簡単にやってしまうので、あんまりすごく見えなかったりする。だから、天才が天才だと分かるのは、その道である程度の力がないと分からない。だから、それも才能だ。
明日は地方統一選挙前半戦の投票日。ちゃんと投票に行くのも、才能か?