今、『国家の品格』(藤原正彦著)を読んでる。
若干、今さら感があるけど。
おおざっぱな括り方で言うと、養老孟司さんに雰囲気が似ている。
今当たり前にある、現代の社会のしくみに対して、なんか違うんじゃない? と言っている。それも分かりやすい表現で。
分かりやすい、というのは、大事だ。
まぁ、何でも分かりやすけりゃいいっていうのは、間違ってるだろうけど、ただ、いろんなことが複雑で、分かりにくくなっている。というよりも、分からなくてもいいよ、と放っておいてはくれなくなっている。
だけど、だいたい世の中分からないことの方が多い。いや、自分に理解力がないのは充分分かってるけど。
それなのに、その分かりにくい諸々のことを”みんな”は分かってるように見えるんだ。で、分かってないのは自分だけか、と不安になったりする。
だから、分かりやすく言ってもらえると、安心なのね。
それはそれで、危険だと思うけどね。
分かりやすさと、”正しさ”は別物だから。分かるからいいもの、とは限らない。逆もまた違うけど。
まぁ、それが危険かどうかは置いといて、そんなことで、「分かりやすい表現」ということが、本が売れるときのひとつのポイントになるんだろうな、と思う。
コメント (2)
お久しぶりです。治空です。
ZARDが無くなってしまったこと、非常に残念に思います。ご冥福をお祈りします。
お元気ですか?私は一応元気です。
これからもCONさんのご活躍を期待しています。
投稿者: 治空仙人 | 2007年05月28日 22:39
日時: 2007年05月28日 22:39
>治空さん
お久しぶりです。
おかげさまで、それなりに元気にやっています。
坂井さんの訃報は驚きました。
ひとつの時代が終わったような気がします。
ご冥福を。
気が向いたら、また寄って下さい。
投稿者: CON | 2007年05月29日 01:03
日時: 2007年05月29日 01:03