「ふと幸せを感じるとき」(thanks to Odacchiさん)
幸せ、かぁ。なんだろうねぇ。
あの、本屋とか図書館とかで、読みたい本を探してるときは、幸せな感じがするかな。
なんか、こうワクワクする感じがあって、幸せかも。
あとは、手元に読みたい本を何冊か置いておいて、さぁ読むぞ、って瞬間。これも、なんか幸せだね。
あとは、その本が面白かったときね。面白い本を読んでる最中。なんだろ、とにかく続きが読みたくて仕方ないっていう、その感じがいい。
たまにやるのが、休みの前の日なんかに、お酒とつまみを用意して、それに、本を数冊。で、飲みながら本を読む、っていうやつ。
ここのとこは、体がお酒を飲みたい雰囲気でもないので、あんまりやらないけど、ほろ酔いで、本を読むのはなかなか気分がいい。・・・って、すっかりオヤジだわ。
もちろん、あんまり難しい本は読めないけどね。
そうそう、去年、ブックオフが、駅から家までの道のりにできたんだけどね、帰りにやってるとついつい寄ってしまうんだよね。主に買うのは、文庫本と新書。それも105円のね。
105円のコーナーを端から端まで見て、3冊ぐらい、選んで買ってく。
ここのところ、よく読むのが、精神病理(うつ病とかね)、心とかそんなやつ。仕事で関わってるってのもあるし、個人的興味もあるし。それから、哲学っぽいやつ。いわゆる哲学史的なものじゃなくて、哲学入門みたいな、哲学的なものの考え方とか、そういうやさしいの。あとは、もちろん推理小説。まぁミステリってやつね(ちなみに、この種のジャンルの言い方は、微妙に難しいね。一番なじみがあるのは、推理小説だけど、好きなのは、探偵小説ね。なんか、金田一耕助とか、明智小五郎って感じがするじゃん)。あと、なんか国際関係みたいなのも、たまに読むかな。
今年はね、それに加えて、経済分野の本も読んでみようかなぁと。経済関係はまったく疎いもんで、なんかこの先、そういう知識もないと大変そうだしねぇ。株なんかもやる気はあんまりないんだけど、まぁ仕組みぐらいは知っておいた方が便利そうだし。それに、現在の経済システムっていうのは、そもそも永続的に破綻しないシステムなのかどうか、っていう素朴な疑問がちょっと前からあって。なんか常に右肩上がりで成長し続けないと、システムがうまく機能しないようになってるような気がして仕方ないもんで。そんなシステムが機能し続けることが可能なのかっていうのは、気になるじゃん。そもそも、その認識自体が間違ってるかもしれないし。
といっても、本格的に経済学を学ぼうなんて気はさらさらないけど。
でも、最近は、自分が本を読める状況にあるってことが、ありがたいね。まず、本を読もうっていう気力があること、本を読める集中力があること、それから、それを理解する理解力があること。
本を読むには、こういうことが必要なんだけど、結構小さい頃から割りに読んでるほうだから、そういうものって、あんまり意識したことないんだけど、こういうことが、ほんとなくなることもあるんだよね。
本を読む理解力っていうのは、別にそんなにたいそうなもんじゃなくて、たとえば、小説を読むんであれば、そのあらすじを追えるっていう程度のことでも、ないときにはない。そもそも、本を開く気力さえない。
そういう意味でも、本を読めるっていうことは、幸せなことかなぁ、と。
だから、読めるときに読めるだけ、読みたい本を読んどこうと思ってるんだよね。
そこから何かを学び取ろうというんではなくてね、本を読むこと、そのものを楽しめる、っていうことが、やっぱり楽しい。
ちなみに、今読んでる本は、『心のしくみを探る ユング心理学入門2』(林道義、PHP新書)。さらに、ちなみに、1は読んでない。