「癒されるもの」(thanks to かおちゃん)
癒されるっていう言葉を、私自身はあんまり使わないもんで、簡単に、どんなことが癒されるってことなのかっていうのを、まずちょろっと書いておく。
”癒す”という言葉の意味としては、病なんかを治すとか、痛みを和らげるとか、そういう意味だけど、今使われてる意味としては、もう少し広がっていて、なんだろ、私としては、ほぐす、というのが一番近いかな、と思う。
でもって、癒される、っていうのは、ほぐされることによって、気分がよくなる、ということかなと。
たとえば、かわいい子犬かなんかを見て、癒されるなぁ、って言ったりすることがあると思うけど、それは、会社でのストレスとかがたまっていて、それで、心が緊張したり、頑なになっていたりして、それが、子犬によって、その緊張がほぐされる。そのことが実感されることが、癒されるってことなのかな、と。
そんなことで、じゃ、私にとって、そういう心をほぐしてくれるようなものは、何かっていうと、たぶん、海とか山とか空とか川とか、そういう自然の大きいものかなぁと。一番は、分かりやすく富士山かな。あるいは、月とかも、そうだな。
見るの専門だけどね。
時々、気持ちが飽和状態を迎えるというか、心がカチカチに固まってるというか、そんな感じがするときがあるんだよね。そういうときに、ふと富士山を見かけたりすると、あぁ富士山だ、と思って、それでなんか、ふっと気が楽になるんだよね。自分のテンパり具合にもよるけど、案外短時間でも大丈夫なんだよね。
で、なんでか、って考えたときに、思ったのは、富士山なら富士山っていうのは、”いつでもそこにある”じゃない? 変わらずにそこにある、それがなんか安心感があるんだと思う。
富士山は変わらず富士山だなぁっていう、ね。
なんだろ、たとえば何年かぶりに会った友達に、昔と変わらない雰囲気で、再会できた感じに近いかもしれない。
もうひとつ、富士山のこと書くと、よく書くような気もするけど、ジタバタしてもしょうがないなぁっていう、そういう感じがあるんだよね。
逆に、こっちがどうしたって、動じないような雰囲気がいいよねぇ。あれがやっぱりホッとするんだよね。なんとなく。
富士山だけじゃなくて、前にも書いたけど、他の山でも、海でも、川でも、月でも、夕日なんかでも、そうだよね。
あとは、お風呂とか温泉とか。体動かすとか、そうね、おいしいもの食べるとか、・・・いろいろあるけど、やっぱり寝ることだね。
寝不足だと、精神的にも不安定になったりするからねぇ。何かあったら、寝るに限るな。
てことで、癒されるには、景色のいい露天風呂に浸かって、のんびり温泉宿で寝まくるっていうのが、一番かなぁ。やったことないけど。