人間って自分勝手なもんだ、と最近思ってたりする。
別に、失望とか嫌悪感とか諦めとか、そういうのじゃなくてね。なんていうか、ただそういうもんだ、と納得したというか。
なんかもう、それでいいんだと思う。いや、自分勝手すぎるのはどうかと思うし、行動はそうじゃない方がいいんだろうけど、こと感情に関しては、自分勝手なのが当たり前で、それを無理に強制する必要もないんじゃないかと。
そんなことをここしばらく薄々思ってたんだけど、ある人のブログを読んでたら、すっと腑に落ちてね。
その人は結構あけっぴろげに書く人で、ある種私と同類って気もするけど、書かれてる感情の流れについては、いまいち付いてけない部分がある。決して否定的な意味じゃなくて、私の思考の流れと違うってだけのこと。というか、まぁ生き方も感じ方も違うんだろうなぁ、と。それはそれでおもしろいんだけど。
でもって、その人がちょっと前にあることについて書いてたのを読んで(ってちっとも具体的じゃないが)、それが若干美化というか、陶酔というか、ほんとに実際問題そういうことなのか、と思ってしまったことがあってね。もちろん、私が勝手にそう感じただけだから、実際そうなのかもしれないけど、どっちでもここではあんまり関係ない。
ただね、このとき、これでいいんだなって思ったのよ。なんとなく。
なんか、ある出来事を自分の中で消化しようとするときに、言葉にしてみるということは私もやるけど、それが正しいか正しくないかっていうのは、実はそんなには重要じゃないんじゃなかろうか、と。自分勝手じゃいけないとか、間違ってちゃいけないとか、そういう意識は私の中にずっとあったような気がするけど、そうでもないんじゃないだろうか、と思う。
いやね、もちろん、何でも客観的に正しく捉えることができれば、それが一番いいと今でも思うけど、人間、というか少なくとも私は、そうなんでもかんでも理性的な処理なんぞできるわけがない。
そこまでは考えがいってたんだけど、それがイコール自分勝手でいい、ということにはあんまり結びついてなかったのね。けど、ずっと自分の感情をきちんと受け止めることを考えてきたのが、そういうことなのかもしれないなと。
だからどうとか、そこまではまだまとまってないんだけどね。
まぁ、その辺がどこかで腑に落ちたら、また書くことにしよう。