詐欺師の話、2つ
というわけで、昨日の夜中から2本DVDを観た。
気づいたら、どっちも詐欺師の話だったのね。「クリミナル」と「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
結構、”騙し合い”は好きだなぁ。どろどろのは嫌だけど。
「クリミナル」の方は、地味だけど、ラストは楽しい。
もうちょっと伏線が丁寧に仕込まれてると、騙された感がアップしてよかったかも。
ストーリーとしては、ありがちといえば、ありがち。
カジノでつり銭を騙し取る詐欺を働いていた青年が、相手に見破られて居合わせた警察官に捕まる。だけど、その警察官が、実は詐欺師だった。成り行きで相棒になり、偽造貨幣をある収集家に売りつけることに・・・。
みたいな、お話で。
売る方と買う方はもちろん、仲間内でもお互いの胸のうちを探りあいながら、仕事を進めていく。
できたら、この辺をもうちょっとドキドキする感じだとよかったのかなぁ。
で「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
こっちは、スティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス出演という、豪華キャストの詐欺師のお話。
”レオ様”(とか最近は言わないのかしら)演じる詐欺師のフランクは、16歳で、両親の離婚をきっかけに家出をしてしまう。事業家として成功していた父親は、脱税の容疑で税務署にすべてを取り上げられてしまい、妻には浮気され、離婚されてしまう。その父親に、母親との仲を修復し、昔の生活を取り戻させようと、小切手偽造にせいを出す。最初は、家出したものの、父親が自分のために開設してくれた小切手用の口座が使えなくなっちゃってたことがきっかけだったんだけどね。
で、その小切手偽造を追うのが、トム・ハンクス演じる捜査官。
しかし、このフランク、騙しのテクニックは天才的なのに、へんに純粋だったり。まぁ、10代だからか。
そのへんは楽しめた。ただ、ちょっと長い、かな。