夜明けの街と図書館とドライブ
金曜日から今日の出来事を簡単に書いとく。
金曜日は、前に書いたWebのちょっとした仕事で、金曜中に終わらせないといけないのをやってたら、30分ぐらい終電に遅れてしまった。ので、仕方なく、事務所で始発を待つ。
最寄り駅からより東京駅からの方が早かったので、4時半ごろ事務所を出発。歩いてる途中で桜がきれいに咲いてたので携帯で写真を撮ったら、なんとなくそのまま道々写真を撮りながら歩くことに。
この写真は近々まとめてアップしようと思ってる。昼間には撮れないような写真もあるので、出来はともかく面白いかも。
その後もちろん眠り、昼ごろ起こされる。ケーブルテレビで映画をなんとなく1本半ほどみた。勅使河原宏監督の作品。あらすじを書くとたぶんまったく違う話だけど、テーマは同じだという気がした。
それから、図書館へ。もう何年も読みたいと思ってた本をようやく読もうと探してみたけど、その図書館にはなかった。代わりに、というのも変だけど、ミステリーばっかり10冊借りてきた。2週間じゃ読み切れないって分かってるけど、なんかもう読む本がたくさんあるっていうだけで、幸せだ。ここ何年かは、なるべくいろんな本を読もうと思って、図書館で借りるときには、フィクション以外の本も借りるようにしてたけど、今回は楽しみに徹してやろうということで、思いっきり趣味に走ってみた。
そして、今日。
妹が帰るので、朝羽田空港まで送った。10時15分頃着いて、妹を降ろした。当初は、このまま温泉に行こうかと思ってたけど、誘った友達が来週なら空いてるということで温泉は延期。が、しかし、こんな時間に車に乗って家を出てるのに、しかも、このあと予定が何もないのに、このまま家に帰るわけには行かない。
車に乗ったら遠くに出かけるもんだという、条件反射的思考で、そのまま銚子までドライブ。いや、なるべく渋滞を避けようとあれこれ考えてて思いついたのが、なぜか銚子で寿司を食べよう、という計画だったもんでさ。
しかし、半ばこの計画は正解で、行きは渋滞はほぼなし。
銚子で、あじ山丼という、アジのたたきがたんまりのった丼を食す。いや寿司の予定だったんだけど、そこは臨機応変にね。おいしかったし。
ついでに、その並びで、マグロの半身が1000円で売ってたので、おみやげに購入。3人じゃ多すぎでまだ半分残ってるけど、脂がのっててうまかった。
それから、犬吠埼に回り、しばし海を眺めてぼんやり。
海は結構荒れてて、岩にぶつかって波しぶきが白く激しく上がっていた。
波は岩に行く手を阻まれて砕けて引いていくけど、何年も何年も繰り返しぶつかっていくうちに、少しずつ岩を浸食していく。
1回では何も変わらなくても何度も繰り返すうちに何かが少しずつ変わっていくんだよなぁ。
なんてことを思ってみた。
それから、
1回の波の動きだけを見ると、波は岩にぶつかることでその先に進めない。つまり、そこにある岩の影響をものすごく受けているように見える。それに対して岩は波にぶつかられてもびくともしないでただそこにあるだけ。つまり何の影響も受けてないように見える。
でも、長い時間で見てみると、岩は波によって浸食されていく。やっぱり岩も波の影響を受けている。
2つのもの(2人の人)が関わるとき、どちらか一方だけが影響を受けて、もう一方はまったく影響を受けないということはないんだろうなぁ。
なんてことも思ってみた。
そんな哲学的な思索(?)にふけったあと、帰路へ。
若干渋滞に巻き込まれつつ、無事家に辿り着いた。